バイコンシステム
は比類の無いインプラントシステムであり、1985年以来、歯科業界に包括的な解決策を打ち立ててきました。
バイコンの技術者や臨床家たちには、数10年間インプラント業界の革新に携わってきた責任があります。
バイコンのプラトー(フィン)デザインは、ショートインプラント研究の発端である生体工学原理に基づいています。バイコン特有のバクテリアルシール、ロッキングテーパー、360°位置設定可能なアバットメントなどは、他のインプラントシステムでは成し得なかった補綴操作を可能にしました。
また、バイコンインプラントでは、スローピングショルダー部に骨の形成スペースが確保されるため、骨の支持を有する歯間乳頭が形成され、審美性に優れた歯肉の再現が可能となります。バイコン独自のインプラントデザインや臨床テクニックは、留まることなく日々進化を続けています。
世界各国でバイコンユーザーが日々増加していることを私たちは大変嬉しく思っております。また、より多くの先生方や患者様にバイコンデンタルインプラントの素晴らしさを広く知っていただきたいと願っております。
バイコンシステムの起源は1968年までさかのぼり、 Thomas Driskell によってBattelle記念研究所(オハイオ州コロンバス)で始められました。当時はインプラント材料として高密度酸化アルミナを用いていましたが、1981年にはチタン合金製の”Titanodontインプラント”が発表されました。その後も研究を重ねたThomas Driskellは、1985年に現在のバイコンインプラントシステムとなる”DB Precision Implant”を開発しました。このインプラントシステムが、21世紀のインプラント変革に大きな影響を及ぼすことになるとは、当時思いもよらなかったことでしょう。
1968年 Thomas Driskellがバイコンインプラントシステムの研究を開始
Thomas Driskellが歯科用インプラント研究を開始しました。
US Army Medical Research and Development Command Dental Research Division funds the developmentが出資し、抜歯後に単独植立が可能なインプラントと骨増生用の人工骨の開発が進められました。
Next »
1970年 プラトー(フィン状)デザイン
様々な研究により、プラトーデザインは、インプラント周囲骨へ効率的に荷重伝達する事が証明されました。プラトーデザインは、スクリュータイプやその他のインプラントと比較して、咬合圧を効率的に骨へ分散する事を可能としたのです。
Thomas Driskellは、アカゲザルに埋入した単独植立インプラントの組織的分析により、インプラントと骨が結合する事を証明しました。これは後に”オッセオインテグレーション”として知られるようになりました。
骨移植材であるBeta-Tricalcium Phosphate(β-TCP)の研究が開始されました。
« Previous | Next »
1975年 Synthodontインプラント
Thomas Driskellが、Synthodontインプラントを発表しました。このインプラントは臨床応用を目的として開発され、単独植立型のオッセオインテグレーションインプラントとして広く普及しました。
« Previous | Next »
1981年 Titnodontインプラント
Thomas Driskellは、Synthodontインプラントと同形状でチタン合金(Ti6Al4V-ELI)製のTitanodontインプラントを発表しました。
世界初! インプラント表面に酸エッチング処理を施しました
世界初! 現在ではプラットフォームスイッチングとして知られている理想的な生物学的幅径をインプラント-アバットメントに付与しました
世界初! ロッキングテーパーはアバットメントを360°位置設定を可能とし、またバクテリアルシールとして機能します
« Previous | Next »
1985年 バイコンインプラントデザイン
バイコンインプラントシステムが発表されました。当時ではショートインプラントと認識されていた8mm長径のインプラントの販売を開始しました
世界初! 現在では、Integra(インテグラ)-Tiとして知られているグリッドブラスト酸エッチングによる不動態化処理を滅菌インプラントに施しました
世界初! チタン製インスツルメント
世界初! 50RPMによる低速回転、無注水によるドリリングシステムを採用しました
世界初! スローピングショルダーが歯槽骨頂と歯間乳頭の維持に貢献します
« Previous | Next »
1997年 6.0×5.7mmインプラント
6.0×8.0mmインプラントのFDA承認を取得しました
長径5.7mmのバイコンショートインプラントの臨床研究が開始されました
« Previous | Next »
2001年 Integrated Abutment Crown™
世界初! アバットメントとクラウンが一体型となった上部構造Integrated Abutment Crown™(IAC)を発表しました
« Previous | Next »
2005年 バイコン20周年
バイコンインプラントシステムが誕生してから20周年を迎えました
5.0×6.0mm ショートインプラントのFDA承認を取得しました
ブレビスオーバーデンチャーシステムを発表しました
« Previous | Next »
2007年 New Headquarters
最先端の臨床施設ならびに教育機関である New Headquartersを設立しました
4.5×6.0mmインプラントのFDA承認を取得しました
« Previous