バイコンショートインプラントを使用することによって、難症例に対しても柔軟に対応していただけます。重要組織を回避したインプラント埋入、骨増生を必要としないインプラント埋入が可能となるのです。ショートインプラントが、多くの臨床ケースにおいて成功を収め、様々な問題を解決していることから、バイコンは、インプラントに過度な長さは必要ないと考えています。
ショートインプラントによって実現します・重要組織を回避したインプラント埋入
・骨増生の必要性を最小限に!
・インプラント埋入の可能性を最大限に!
・インプラント治療を希望する患者様の増加
・臨床的に実証されたソリューション
バイコンシステムは比類の無いインプラントシステムであり、1985年以来、歯科業界において包括的な解決策を打ち立ててきました。
バイコンの技術者や臨床家たちには、数10年間にわたってインプラント業界の革新に携わってきた責任があります。
バイコンのプラトー(フィン)デザインは、ショートインプラント研究の発端である生体工学原理に基づいています。
バイコン特有のバクテリアルシール、ロッキングテーパー、360°位置設定可能なアバットメントなどは、他のインプラントシステムでは不可能であった補綴操作を可能にしました。また、バイコンインプラントでは、スローピングショルダー部に骨の形成スペースが確保されるため、骨の支持を有する歯間乳頭が形成され、審美性に優れた歯肉の再現が可能となります。バイコン独自のインプラントデザインや臨床テクニックは、留まることなく日々進化を続けています。私たちは、世界各国の歯科医師がバイコンユーザーに加わられることを歓迎いたします。また、たくさんの先生方や患者様にバイコンデンタルインプラントの素晴らしさを広く知っていただきたいと願っております。
“私は、1997年からバイコンインプラントを愛用しており、そのシンプルさと信頼性に満足しています。ショートインプラントはイギリスで発売されるようになってから使用し始めました。インプラント治療に付随するあらゆる骨増生手術の経験もありますが、ショートインプラントを使用することによって、骨増生の必要が全く無くなってしまったのです。上顎洞や下歯槽管の存在を危惧することなくインプラントを埋入することができるようになったので、患者に骨増生について説明する必要もなくなり、またインプラント治療自体も受け入れていただきやすくなりました。”
Dr. Bill Schaeffer 口腔外科医
“私は25年以上の臨床経験のなかで、骨増生の必要性がある場合には積極的に行ってきました。しかし、全ての患者がそういった処置を望んでいるわけではなく、なかにはそれが原因でインプラント治療自体を躊躇されてしまう方もいらっしゃいました。ショートインプラントを導入することによって、骨増生を施行しなくても対応可能なケースが飛躍的に増え、また、コスト的な面からも患者が積極的にインプラント治療を受け入れてくださるようになりました。”
Dr. Joseph Leary 歯周病専門医
骨吸収が進んだ症例にインプラントを埋入する際には、上顎洞や下歯槽管に対するリスクを軽減するために骨増生を施す必要があります。しかし、患者が追加費用や治療期間の延長を懸念して、インプラント治療自体を躊躇してしまうことも少なくありません。また、先天的リスクや内存疾患によって手術が困難な患者もいます。バイコンショートインプラントによるシンプルな治療テクニックが、インプラント治療を希望する患者数を増加させることでしょう。
バイコンショートインプラントを使用することで、骨高径に制限がある患者でも骨増生に伴うリスクや費用を懸念することなくインプラント治療を受けることができます。ショートインプラントでしたら、骨増生に費やす治療期間や費用を考える必要がないのです。
バイコンによる臨床研究は、1985年から常に一貫したデザインに焦点を絞って行われてきました。
下記のバイコンショートインプラントの研究論文をご覧下さい。
■ Gentile, M., Chuang, S.K., and Dodson, T.,Survival Estimates and Risk Factors for Failure with 6.0 x 5.7mm Implants, The International Journal of Oral & MaxillofacialImplants, Vol. 20, No. 6, p. 930-937, November/December 2005.
結論: 6.0 x 5.7mm インプラントの生存率は他のサイズのインプラントの生存率に匹敵するものであった。
■ Bozkaya, D., Mu¨ftu¨, S., and Muftu, A.,Evaluation of Load Transfer Characteristics of Five Different Implant Systems in Compact Bone at Different Load Levels by FiniteElement Analysis, Journal of Prosthetic Dentistry, Vol. 92, No. 6, p. 523-530, December 2004.
結論: 一般的に、過重負荷は緻密骨上部の骨を圧縮し、それらは主として正常な咬合や側方運動によって引き起こされる。垂直的な咬合荷重が、海綿骨の小柱構造にストレスを与える。1000N以上の超過重による骨内の過重負荷領域は5つのインプラントシステム間で大きく異なった。
■ Schulte, J., Flores, A., and Weed, M.,Crown-to-Implant Ratios of Single Tooth Implant-Supported Restorations, Journal of Prosthetic Dentistry, Vol. 98, Issue 1, p. 1-5, July 2007.
結論: この研究結果は、天然歯に関する歯冠歯根比のガイドラインをインプラントに適用するべきではないということを示唆している。
■ Long Term Bone Level Stability on Short Implants: A Radiographic Follow Up Study, Indian Journal of Maxillofacial and Oral Surgery, Vol. 7: No.3, p. 340-345, September 2008.
結論: 5年以上の生存率を有する6.0 x 5.7mm ショートインプラントの骨頂レベルは、6.0 x 5.7mm以外のインプラントと遜色なかった。この放射線学的データは、上顎、下顎ともに骨高径に制限がある症例に6.0 x 5.7mmインプラントが有用であるということを裏付けている。
※ 画像提供[2]: Paulo G. Coelho, Ph.D., New York Universityand Jack E. Lemons, Ph.D., University of Alabama at Birmingham